一般不妊治療

診察内容

◇ホルモン療法

・クロミッド、セキソビット、レトロゾール（飲み薬の排卵誘発剤で作用は比較的マイルドです）

・フォリルモン、HMG（注射による排卵誘発剤で作用は強力です）

・その他　抗プロラクチン薬、卵胞ホルモン、黄体ホルモン、副腎ホルモン等を病態に応じて使います

当院のホルモン療法は、最小限の量で効果がでるように様々な投与方法を工夫しています

◇漢方療法

・その方の検査データーと体質に応じた漢方を処方いたします

・排卵誘発剤の効果を高める漢方を処方いたします

ホルモン療法でバランスが不安定な方、骨盤内血流が良くない方を中心に処方いたします

◇タイミング法

・超音波卵胞モニターやホルモン検査で排卵時期を予測しタイミングを合わせる方法です

◇人工授精

・子宮内人工授精　（調整した精子を直接子宮内に注入します）

・卵管内環流法　　（調整した精子を子宮卵管内に注入します）

卵管内環流法は軽度の卵管通過障害のある方には特に効果的ですが、原因不明不妊の方にも効果があり、体外受精へステップア　ップする前に試みる価値のある方法です。

◇卵管開口術

・通水療法（子宮内に生理食塩水を満たし間接的に卵管に圧をかける方法）

・超音波ガイド下選択的通水療法（卵管にチューブを入れ直接卵管に圧をかける方法）

卵管通過障害に対して卵管疎通性改善を目的として行います

◇精子凍結

・排卵日に精子を採取できない場合、あらかじめ採取した凍結精子を人工授精に用います

◇骨盤血流改善療法

・ホルモンの反応が良くない、着床不全などを疑う方を対象に骨盤内、子宮卵巣の血流を改善するためにお灸＋遠赤外線療法による治療を行っています。